2013年11月13日水曜日

中国人留学生が突然「俺妹好きだ」とカミングアウトしてきて草不可避

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「AcademicEnglish」というカリキュラムに変えてから、クラスの中で日本人は自分ひとりで超グローバルな環境で勉強しているのですが、たびたび日本文化の幅広さに驚かされます。

お互いまだ英語が上手に話せない中で、必死にコミュニケーションをとっていると海外の国の人柄や本質が感じ取れるようになってきます。そうして彼らの本音や意見をカミングアウトを聞いた時の話題は興味深いものがあります。

いつもよく話す中国人の18歳の留学生がいるのですが、今日はなぜか「変態」というワードが会話に出てきたので、僕がジャパニーズ「Hentai」について熱く語っていたら、彼も中国語における「変態」について教えてくれました。中国語で「変態」と書くと、意味は「最高」とか「上手」とか、そういった意味になるそうです。

そのあと、彼は「My sister〜」云々言って話題を変えて、はじめはてっきり彼の妹について話しているのかと思っていたのですが、どうも話が合わない。おもむろにノートを取り出して「我的妹妹不可能這麼可愛」と書き出したのです。これでも全く理解できなかった僕を見かねて、彼は「五更瑠璃」と続けて書いたのを見て、僕はようやく理解しました。あー「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のことか、と。これほどまでにライトノベルの長い文章のタイトルを嫌ったことはありません。

彼曰く、中国では「俺妹」が人気らしい。本当かどうかは不明ですが。日本文化に興味を持っているのは知っていたのですが、アニメの話題は全くしたことが無かったので、興味ないんだろうなあと思った矢先にコレです。「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」とか国民的なアニメなら分かるんですけどね。

しっかし、日本文化に本当にみんな興味もってるんだな。この間もクラスのオマーン人が「HUNTER×HUNTER、Attack on Titan知っているか?」と聞いてきたので、もうなんか不思議です。

2013年11月12日火曜日

暫定的にマレーシアに行くのを止めました。

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マレーシアで来月21日と22日に「Comic Fiesta」というカルチャーコンベンションが開催されるので、じゃあ行こうじゃないか、と前々から頭の中で計画を立てていたのですが諦めかけているところです。

このコンベンションはあるブログによれば、2002年に立ち上げられ、2007年は3000人(2006年の2倍)で、この記事によれば2011年は1万5000人を超える来場者だったそうです。今年はもっと増えるのでしょう。

そういうマレーシア最大のイベントがあるのにも関わらず行かない理由としては、まず単純に金銭的問題で、エアアジアの価格をできる限りウォッチしていたのですが、往復で65000-70000円の変動具合なので、宿泊費やらなんやらで85000円ぐらいになるのは厳しいということがあります。いちおう行けるだけの貯蓄はあるんですけどね。

もう一つの理由としては、海外のカルチャーコンベンションは僕の想像していたのと少し違っていたのかもしれないということです。というのも、ブシロードの木谷高明さんやダニー・チューさんが「◯◯フェス、凄い盛り上がりです!日本文化に対する活気がスゴイ!」みたいなポストをされているので、さぞかし海外のは凄いのだろうと過度な期待を寄せていました。

しかし実際に行ってみると、出展企業(グッズ系)は日本で取れるゲーセンのプライズを販売価格を数倍にして高値で販売していたり、個人ブースで販売しているのは大体がポスターだったり(これは悪いとか、そういう意味ではないです)、ステージがあったり、兎に角なんか違うなあと。まがい物や本来安いものを高く販売して消費者を煽るのはひどく嫌気がします。まあ少なくともコミケなどの同人即売会とは違います。浪漫が無いというか、全く別のものであり、きっと「エンターテインメントの祭典」といったところなんでしょうか。期待していたものとは違いました。ある意味カルチャーショックです。

ところで僕は日本人的視点でついモノ見てしまう癖があるようです。ダニー・チューさんの投稿を見ると「日本文化は世界でこんなにも人気なんだよ!」と捉えてしまいがちなのですが、今僕が振り返るに彼はさほど日本人に向けているのではなく、全世界のオタクに対して目を向けているとNZに来てハッとさせられました。

なんというか日本文化を活かした、その国でしか手に入らない、僕の欲求が満たされるようなものがあれば、きっと高いお金を払っても行くのではないでしょうか。ただ日本の文化が好きな人達の盛り上がりをみるだけでは僕は満足できないようです。あ、でもCulture Japanをベースにしたデザインの非接触ICカード「Touch 'n' Go」は欲しいかも。

マレーシアといえば、今バブル真っ只中だそうで、物価も急上昇していると聞きます。海外はスペインとNZしか行ったことがないので、そういった東南アジアの発展途上国を見るのはいい機会だと思います。それに比較的安い本場の屋台でご飯を食べてみたい。まあエアアジアが安い価格を提示してくれることを願うのみです。

日本では見られないサインデザインに関する著書をまとめてみた

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僕の日本の大学での専攻は都市社会学なんですが、その学問の観点から公共交通機関のサインシステムや記号がもたらす社会変容の研究や調査をしています。

と、こんな風に格好つけているように聞こえますが、実際にやっているのは日頃からサインを意識して行動したり、できるだけ本(学問書、漫画も美術書も)を読んで、いろんな角度から理論を組み立てられるようにしてます、まあ学部生だしね。都市を中を歩くだけで、疑問や不可思議な点がポンポン出てくるので、よく歩いてます。

本題を戻すと、こうしたサインシステム、すごく僕は「都市を都市たらしめる」上で重要だと思っているのですが、学生だけでなく教員にもなかなか理解されない。日本では全く発達していない分野なのだと思います。

そうモヤモヤしていたら、こうして英語圏の国に来る機会があったので、図書館に行って色々調べてみたんです。そうしてみると欧米を中心に研究や論文が盛んであるということが分かった。それに関する書籍もあったので、メモ書き程度に記してみました。

2013年11月10日日曜日

帰国まで『まど☆マギ』への心が持たない件について

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あざとい、あざとすぎる…!

待ちに待った『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』が全国で公開されて、もう2週間が経とうとしております。TwitterやFacebookをたまにちらっと見ると「再興だった!」などの感想はもちろん「ネタバレ禁止」などの文言が見受けられ、早く見たいという気持ちが高まってきています。

上の新宿バルト9のモビール(?)は調べてみたらキービジュアルだそうで、本当にかわいいですね。かわいすぎて人間おかしくなりそうです。

しかし、よく考えてみれば帰国まであと三週間もあります。帰国して直ぐに観るとなっても6週目で、ロングランで上映している可能性は少ない。あんまりだよ、こんなのってないよ。

去年、前編と後編を観たのは新宿バルト9だったので、同じバルト9で観れたらいいなあ。やはり大きな画面で、良いスピーカーで観たいところ。新宿でシネコンだから、やっているとは思うんですが、はたして。。


ところでなんと、アニメの人気がそこまで高くないNZでも来年の2月に公開されるらしいんです。オーストラリアではABC3っていう教育テレビで『まど☆マギ』をゴールデンタイムに放送していたそうなの(レーティングはR17)で、絶対に来るとは思っていたのですが、まさかNZでも観れる日が来るとは。僕の現地の友人も大歓喜しています。

2013年10月25日金曜日

大学のfacebookグループに投稿したら議論が面白かったので超訳してみた

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BBCのコラムで「日本のオタク文化が出生率を下げている一要因だ!」みたいな記事があったので、大学のアニメマンガクラブのfacebookページに投稿してみたんですね。
すると、なんか議論が膨らんで面白かったので、勉強も兼ねて訳してみました。

割と適当に訳したので正確じゃないと思います。ノリです、ノリ。

自分 : "so crazy"
超イカれてやがるぜ

S.A : "on BBC none the less xD....... orz||||"
BBCで、そんな記事だと……orz

R.N.A : "man, i can relate :|"
おいおい、俺に関係ある記事じゃないかよ

C.C : "who needs real girlfriend if you have Love plus LOL"
ラブプラス持ってると、本当の彼女を求めちゃうんですww クソワロタww

R.N.A : "oh, not a troll or anything btw. i really do prefer anime girls than real girls"
あ、荒らしでも何でも無いんだけど、現実の女性よりアニメの女の子が大好きだよ

S.K.K : " I think the issue is the opposite
men who prefer virtual girlfriends over sex do so because they cant get it"
この問題は、リアルの彼女を作れないのが原因で、二次元の「彼女」に目覚める奴のことだと思うね

A.Z : "herbivores... ._."
草食系。。。

C.B : "Well I think it is ok to 'like' a 2D being more thatn a 3D one. As long as you maintain the distinction between reality and not reality. @ Shane, its the logical conclusion. Will never stop loving you, $0 upkeep (usually), young for ever.. and a multitude of other things."
ああ、現実と二次元の区別が付く限り、二次元を「好きに」なるのは全然OKだろうよ。 >S.K.K このロジカルな結論だけど、(二次元の女の子を)愛するのをやめないでくれ。何たって、お金が掛からない。彼女たちは歳をとらない。いたれりつくせりだぜ。

S.K.K : "3DPD"
3DPDだ。

C.B : "^?"
なんだそれ?

(3DPDとは「3D pig disguising」の略で、いわゆる2ちゃんで言うところの「惨事」だと思う。つまり、3次元は2次元に到底及ばないということです。)

S.K.K : "but yeah 3D girls are hard to get even by a Lv100 eroge grandmaster like me
I would not mind a IRL girl if one manages to make an appearance"
しかしな、3次元の女の子は僕のような100レベのエロゲグランドマスターじゃなければ、手に入れるのは到底難しいんだよ。
誰かが姿を出してきても、俺は三次元は気にもとめないね。

自分 : "TIPS(to know Japanese culture):
Herbivore men 草食系男子
You may already know...?"
ここで豆知識(日本文化知るための)
草食系男子」って現象、言葉を既に知ってるかな?

R.N.A : " haha that might be true. but you know, to get a 3D girl to like you, you gotta...like actually talk to them"
ああ、たぶんそうだろうね。三次元の女の子を手に入れるには、実際に話しかけてみないとな(泣)

T.H.L.C : "I always thought for people like this, it's because anime girls are in a way, perfect? They're designed and written to be appealing, whereas real people have their flaws because they're, well, real."
こういう人間とかについてこう思ってた。アニメの女の子って、ある意味、パーフェクトじゃん?っていうのは、実際の人間は現実だからさ欠点もあるわけで、(だからこそ)アニメの女の子は魅力的にそそるように描写されるんだよ

R.N.A : "yeah I guess that's a major factor too. ^"
ああ、それは同感。僕もきっと大きい要因だと思うよ。

S.K.K : "Can I just press the dialogue buttons on Real girls?"
リアルで、ルートの選択していい?

S.K.K : "And hope for a good route?"
あとトゥルーエンドを望んでいいかな^^?

R.N.A : "sadly, no. I really wish though"
残念だけど無理だろうね。そうではありたいけれど(泣)

T.H.L.C : "Hrm, if they're 'Herbivores', does that me a 'Carnivore'?! That sounds sort of scary haha."
ふーん、もし彼らが草食系なら俺は肉食系か!?ある意味怖いなw

S.K.K : "Why not Omnivore?"
なんで雑食系じゃないんだ。

The "biology" behind it all"
これらの全て、「生物学」で説明がつく。
(日本語の記事を参照。動物的な本能で説明がつくのか…?)

A.Z

T.H.L.C : "Oh yeah, Omnivore works too."
お、ナイス。雑食系も使えるな。

R.E. : "This is actually so relevant since I've just finished watching and caught up reading The World God Only Knows. In the words of Keima Katsuragi "Who needs 3D girls when you have 2D!!". No but really I wish the real world have quicksave and quick load at least. Seriously."
これは『神のみぞ知るセカイ』(The World God Only Knows)をちょうど観て読み終わって以来関係あると思ってる。桂木桂馬の言葉を借りれば「二次元に目覚めた時、既に三次元の女性を求めている」(実際どう言ったのかよく分からない)。まあでも、少なくとも現実世界にクイックセーブとクイックロードがあればなあ。これはマジで。

R.N.A : "and cheat codes?"
あとチートのコマンドもね

S.K.K : "and continous persistent war or is that just me "
それと、長きに渡る戦争もね。って俺のことか。(ちょっとよく分からなかった)

T.H.L.C : "Shane you should read/watch The World God Only Knows."
>S.K.K おまえ、神のみぞ知るセカイ読むか、見るべきだよ。

S.K.K : "Yus I have tho I havent seen S3 yet"
ああ、まだ三期観てないんだよなあ

R.E. : "Season 3 was actually amazing for me. I mean I liked TWGOK and all but season 3 put it in a whole new category of harem *my eyes are opened to the glory of harems*. I should be careful before I turn into those dudes from the link tho "
三期は本当にすげえぞ。っていうのは『神のみ』が好きな俺に言わせてみれば、ほとんど三期はハーレムの新しいカテゴリと言っていい。「俺の目はハーレムの栄光のために開かれている」(これは神のみのセリフなのかなあ)俺はその繋がりから、そいつらに変わる前に気をつけるべきなんだけどな(全くこの文章、意味不明だった)

S.K.K : "You underestimate my powerlevel Mwahahahahahaha"
お前の俺のレベルを見くびってるな!ムハハハハハハ

S.R : "I think the reporter forgot the fine lads of 4chan"
たぶんこの記事書いた奴は4chanの元気な奴らを忘れてる



改めて、英語難しくない…?
スラングとか入ると、なお直ぐ言わんとすることを把握できないね。

もしアドバイス点などあれば、コメント欄にて、ぜひお気軽にご指摘をお願いします。

「始まりの物語/永遠の物語」の鹿目まどかを予約しました

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間一髪でした。

昨日、GoodSmileCompanyから劇場版『まどか☆マギカ』の公開に合わせたヒロイン「鹿目まどか」のフィギュアが発表され、たまたま直ぐに情報を手に入れたのにも関わらず、直ぐに予約に踏み出せなかったため、Amazonさんもあっと言う間にシャッターを閉めてしまいました。

2013年10月24日木曜日

劇場版『まど☆マギ』公開前のイベントに関して

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『まど☆マギ』に限った話じゃないです。

劇場版『まどか☆マギカ』の公開まであともう少しですね。僕は国外に居ますが、ずっと心待ちにしています。

公開に先立って吉祥寺のパルコで『まどか☆マギカショップ』、六本木ヒルズの森アーツセンターで『まどか☆マギカ複製原画展』を開催しているそうじゃないですか。


これほど日本が恋しくなったことはないですね。こんだけ輸送技術は発達していて、さらにインターネットで違法な手段を用いようと思えばアニメなど見れるのにも関わらず、こういうイベントに関しては「その場」でしか体験できないからです。話が逸れますが、僕がしきりに東京の異常性を語るのは「東京」という都市はニューヨークやロンドンなど大都市と取って代わることのできない、「その場でしか感じることの出来ない」力の持った都市だと感じているからのような気がします。

ところで、吉祥寺は僕の住んでいる場所からかなり近く、森アーツセンターはついこの間まで(といっても1年前だが)働いていた場所であるので、なにか親近感が湧いてきます。

どうして六本木ヒルズで複製原画展を開くことになったのでしょうか。
「ニワカ六本木ヒルズおたく」である僕の推測だと、おそらく、森ビルないしは六本木ヒルズは広告代理店の博報堂と何か繋がりがあるのではないかと思うからです。僕が勤めてた頃に開催された「ジョジョ展」や「ワンピース展」は間違いなく博報堂がガッツリ絡んだプロジェクト(関係者が来ていた)であったし、初音ミクの展示で話題になった「LOVE展」も同じく博報堂。第一、複製原画を展示する手法が非常にジョジョ展などと酷似している。それにプロジェクトの広告代理店は大きな二社だったりするものですから、森ビルがその二社と繋がりを持っているのはおかしくないわけなんですけどね。

ともあれ、僕はこういう新しいやり方のアニメコンテンツの展開の仕方は好きだし、森ビルの奇抜さにも好感が持てます。それはきっと森ビルの発展(とりわけ8,90年代の躍進)に貢献した、今は亡き森稔会長の遺伝子を受け継いでいるからなんじゃないかと、自分の中で妄想をしています。「ああ、こういうアプローチ、好きだなあ」と思うんです。

2013年10月23日水曜日

まるで別世界。海外版『まど☆マギ』のマンガに潜入。

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ぱっと見、絵本だよなあ。


僕の住んでいるオークランドの図書館には「Teen Novel」か「Graphic Novel」の分類にマンガやライトノベルがあって、結構揃えがいい。ただし人気はあるので、予約しないと結構1巻から読むのは難しいかも。

他の国に比べたら、ニュージーランドは人口が少ないこともあって、そこまで「日本文化万歳!」っていうほど日本のカルチャーは浸透しているわけではない。しかし公立の図書館にマンガが平然と沢山並べてられていると、やっぱり人気あるのか!と思ってしまう。

日本はどうして、マンガはライトノベルは図書館に置かないのだろう。図書館の権威だったり、意地なのかな。まあいいや。今回、僕はコミカライズ版の『まど☆マギ』を借りて読んだのですが、これはこれで日本版と違って面白かったです。

2013年10月16日水曜日

インターネットの情報環境と想像力

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今日の朝、驚いたことがあって、iPhoneでfacebookを開いて、たまたまダニー・チューのポストが流れて来たんだけど、


Twitterでも見たことがあるやつだけど、まあ面白い。でもより面白いのはコメントのほうで、このポストの面白さを更に高めてくれている。


_人人人人人人人人人人人人人_
> 突然のアインシュタイン <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

ひっさびさに超笑った。本当に『オタク的想像力』って凄いよなーって思います。

話が変わるけれど、ダニー・チューまでTwitterの誰かのバズったポストを拝借して、自分のタイムラインに流すようになって、ああこういうのいいのかなと思いつつも(僕の友人のバズったポストが流れてきたから尚更)、Twitterという情報環境が成熟してきたということに驚きを隠せません。

というのは、2010年くらいのTwitterなんていうのは、一般人にはまだ浸透しておらず、ユーザーも今よりまだ少なかったから、「ちょうど良く」て凄く一体感があったんですよ。言い換えるとファンタジスタがしっくりくる。

流れてくるポストも、(だいたいがオタクっぽい人による)センスのあるポストばっかりであったし、それらのキレたポストを流れてくるのをみると波に乗ったような高揚感があったんですね。

それが今、みんなTwitterやるようになっちゃって、オタクと一般人の壁なんて「ネット上では」消えたと言っていいのではないかと思うんです。それはネット黎明期的な独特の文化が今では均質化してしまったということです。

だから皆、特に若い人は、その独特の文化を自分のモノにして、波に乗って新たな話題を作る人が出てくる。マカンコウサッポウとかね。ネットで「波に乗る/を作る術」を知っているんですよ、もちろんそれは偶然かもしれないけど、きっと。そうした流れがTwitterの情報環境、いわばデータベースを成熟化させていって、それで色んな海外発信系ブロガーらが採用していっているわけですな。(ってこれは僕の意見です。実際そうかどうかは分かりません。)


それはいいとして、話をもとに戻すと、なんだっけ、そう、『想像力』です。想像力。

現在留学している身ではありますが、徐々に会話がスムーズにできるようになってはいるんですが、まだまだ乏しいわけです。4ヶ月なんてあっと言う間だし、この「短い期間」で英会話バリバリになってやる、って思っていた自分がバカでした。

というか、ここに来てまずびっくりしたのは日本人の多さです。たった2週間の短期の人もいるし、1年以上の長期の人もいるんだけれど、「お前さん本当に留学しに来たのか?」というくらい観光で来たと言わんばかりの人もいるんです。遊んで過ごすことだって可能なんですね。留学って本当に受験とほぼ一緒で、そこで何をしてきたか、ってところなんじゃないの。

僕は毎週大学に足繁く通って、共通の話題のある人達(つまりギーク=オタクだよ、言わせんな恥ずかしい)と話したり、図書館に行って自分の専攻の洋書を借りたりして、日々勉強しているつもりです。というか、大学受験の時あんなにたくさん文法やボキャブラリーを暗記したはずだったのに、入学から今まで勉強しなかったおかげでサッパリ忘れていて、「聞いたことある、勉強したことある単語だけどなんだっけ!!??」っていう現象にたびたび見舞われているんで、今は本当に受験みたいにガリガリ勉強してる。学校の勉強時間を抜いて、一日4-5時間はやっているかな。

でも英会話って難しいように思えるけど、実は意外に大して話せなくたって、なんとかなっちゃうもんで、ほら、人間って推測できる優秀な生物だから、優れているんだけど、それはそれで留学において、その能力は天敵であったりする。だから、大してボキャブラリーが無くたって、ある程度の単語が頭に入っていればなんとかなるんです。

そうなると普段、そこまで幅広く英単語って使ってないな、っていうことに気がつくんです。まして、留学先の学校は日本人多いからね。そんな状況で勉強していると、「あれ、この単語は本当に役に立つんだろうか」って疑心暗鬼になるんだよ。日常で使う気がしないから。使ったとしても、意外に相手に通じなかったりしてさ、なんだか勉強を重ねるうちに自信が無くなってくる。

そこで、そう、想像力だ。その知識の量を高めてくれるのを、想像力が助けてくれる。最近は日常会話のイディオム集をひたすらに憶えているけど、「I'm over the moon!!(最高にハッピーだぜ)」とかなんて本当に使うのかって気がしてくる。でも字幕のアニメとか見てるとやっぱり出てたりするから、使われてるんだよね。不安に思った時は、誰かに例えてもいいし、アニメのキャラクターで例えたりして、想像してひたすらに印象づけてる。ここで想像力が豊かだと、ああ一気に単語の量が増えるんだろうなあと最近思うんです。

ああ、ようやく言いたいことが言えた。おしまい。

2013年10月15日火曜日

オークランド大学の図書館「General Library」に潜入

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ニュージーランドを代表する大学オークランド大学の図書館「General Library」はかなり大きく、市内にある図書館よりも恐らく蔵書数は超えると思う。

いたる所に自習席を設けており、また色んな国から留学生が来るためか英語以外の書籍も多い。特に日本の書籍は幅広く押さえてあり、「げげ!こんな本まであんのかよ!」ってくらい一般書籍はツボよく押さえてある。

ここの学生以外は借りられはしないけれど、誰でも入館は可能なので、ぜひオークランドに来たら行ってもらいたい場所。

僕好みのセンスの光るディープな本までそろえている、知性あふれるレポートは「続きより」どうぞ。

2013年10月6日日曜日

愛が溢れるNZの学生のオタク部屋

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ああ、ボーダレスを感じる。


今日はオークランド市内でも、中心部から北側にあるデボンポートに住む大学生の家を訪ねました。

彼は気さくな人だが格好いい、まさに「残念なイケメン」って感じです。彼のスペックは3年前に『Angel Beats!』を見て好きになったのがキッカケでいろいろアニメを見始めたようです。

写真が多いので詳細は「もっと読む」より、どうぞ。

2013年10月1日火曜日

オークランド市内に姿を表した「萌え広告」

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この国もオタクに媚びてきたのか〜?(笑)

現地の学生と話をしていて、日本文化が好き、という話題になった時、だいたい話を進めてみると「日本のアニメや漫画」が好きということが多い。もちろん広い意味での「日本」が好きな人もいますが、きっかけはアニメや漫画が大半を占めます。

そういった人が増えている中で、ついに都市の中に、日本の文化に影響を受けたとおぼしき広告が最近オークランドではよく見かけるようになりました。もしかしたら初のオタクっぽい広告なのかもしれません。


これを「萌え」るのか「萌え」ないのかはさておき、どうも市内にある「Animation College」という専門学校の広告のようです。ちなみにオークランド大学の友人は「萌えとは程遠いけど、しかしクールだ!」とイキナリメールを飛ばしてきたw。


なんだか、海外の「カートゥーン」と日本の「アニメ」を足して2で割ったような感じ。


トリミングの具合によって、「んー、これはない!」「あ、かわいいかも」と意見が分かれそう。この上の写真は個人的にアリ。


もちろん「萌え」っぽいイラストだけでなく、いろんなタイプの絵柄の広告も展開しているようです。

2013年9月19日木曜日

オークランド大学の「アニメ&マンガクラブ」

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今日は僕の参加しているオークランド大学の「アニメ&マンガクラブ」について書こうと思います。

オークランド大学には公認サークルが幾つかあるのですが、やはり海外の学生ということもあり日本の平均的な学生に比べたら、学業で忙しいしなかなかサークルに参加できない生徒は多いです。むしろ入っていない人も結構いたりする。

この「アニメ&マンガクラブ」も然りで、皆忙しそうにしています。Facebookのグループ上では100人ぐらいいるものの(但しオークランド大学外の学生もいる)、全員が毎週参加しているわけではありません。

そんなクラブで、僕は外国のギークたちと初めて触れ合い、いい友だちを作ることが出来ました。

2013年9月10日火曜日

オークランドにある日本のアニメがテーマのカフェ『Anisome Cafe』

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ニュージーランドは国の規模も、人口も小さい。ニュージーランド最大の都市であるオークランドでさえ、東京から来た僕にとっては、出生地の福山ぐらいの規模なんじゃないかと思ってしまうくらいだ。

そして日本文化が少しずつ世界に躍進しているとはいうものの、ここニュージーランドは何もかも小さいため、一部の人(ギーク)の娯楽に過ぎない。(よくここの人はオーストラリアと比較するのだが、何においても規模では到底及ばないのだ)

そんな大して日本文化がさほど盛り上がっていないこの国にも、前回ご紹介したオタクショップ「GNC」のように日本文化を取り上げた店が無いわけでもない。今回ご紹介するのは日本の昨今のアニメをテーマにしたカフェ「Anisome」である。

2013年9月2日月曜日

オークランドの交通事情

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ここは基本的に車社会です。
もちろん鉄道も走っていますが、まだまだで、それでも徐々に便利になっているようです。

実はこんなのがある。

これは妄想路線図というか、こうなったら今後オークランドがより豊かになるだろうというプロジェクトだ。
市議会選挙とコラボレーションしたりして、実現に向けて一歩一歩進んでいる感じです。


そんな交通の発展に向けて進んでいるものとして「HOPカード」ってのがある。


これは日本における「Suica」やロンドンの「オイスターカード」、インドネシアの「Touch'n Go」同様の非接触ICカード。
しかし、現在バスなどの運賃の支払い技術を提供する会社「SNAPPER」社が管理する「HOPカード」とオークランド市の公共交通機関「maxx」が提供する「AT HOPカード」の2つが存在している。



前者のカードは多くのバス会社が導入しており、バスに乗った際ドライバーにお金のやりとりをする時間を省かせ、効率よく運行する目的で導入しているカード。
ある期間、在学する学生は4割引で乗車することができる。僕の住むニューマーケットから市内まではステージ1(NZ$1.9)なので、たった1.16ドルで移動することができる。


魚マークの看板のあるコンビニエンスストアでチャージが可能。

世界でも同様にこういうカードが沢山あるのかと調べてみたらそうでもなさそう。世界ではスマートカードというのが通例で、日本のSuicaは2001年に開始。非接触ICカードは「Contactless Smart Card」って言うんだとか。

オークランドのオタクショップへ行ってきた(再チャレンジ編)

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前回は日曜日ということで、閉店に掴まされたわけですが、諦めずその翌日に再チャレンジしました。

これがオークランドのオタクショップ『グラフィック・ノベル・カフェ』、略して『GNC』だ……!(二回目)


店の概観はこのような感じになっています。

『グラフィック・ノベル・カフェ』ということもあって、オタク的な商品というよりテイクアウトのカフェを生業としている感じです。



韓国系の店長曰く、店内の撮影はNGとのことなので、外から見える中の一部を撮影。

1階ワンフロアだけの構成でしたが、中はどんな感じだったかというと、英訳されたマンガ、アニメDVD、CD、アニメグッズ、有名なイラストレーターのイラスト集やポスター…という感じなんですが、非常にボリュームに欠けます。しょぼい。まあそんなもんなのかも。
日本はアニメイトやゲーマーズのように派手な照明と多彩な色使いが広がっていますが、ここはそんなことはなくしんみりとした感じです。「カフェ」と銘打っているだけあって、テイクアウェイのカフェが本業な感じもあります。

ジャパンカルチャーコンベンションが増加しているとはいえ、ここはニュージーランド、最大都市のオークランドといっても、この程度という感じです。まあ人口も少ないし、致し方ないのかもね。それにグッズは「J-list」や「あみあみ」とかネットでも手に入るので、大きなお店として経営するのは難しいということもあるんでしょう。

グッズの値段は日本で購入できる価格の1.3~1.5倍、ものによっては2倍という相場。大学のアニメクラブの学生がワンポイントに缶バッジとかつけていたけど、きっとここで購入したんだろうね。


そうそう、前回の記事でも取り上げた『Overload』のチケットを購入しました、NZ$5です。


僕は語学留学のためにここに来たんですが、本音を言うと初の海外オタクイベントの参戦と海外のオタクの偵察です。たぶん語学というのは手段に過ぎないんです。まだまだ下手な英語を使っていますが、留学期間中にあるイベントで、どれくらい英語が成長できているか試せる場としても非常に楽しみにしています。

ああー、英語もっと喋れるようになりたい。

2013年9月1日日曜日

オークランドのオタクショップへ行ってきた(閉店編)

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先日、オークランド大学の学生に「オタクショップ」が市内にある、ということを教えてもらったので週末に早速行ってきた。

お店はオークランド大学の側にあるアルバートパークから港のほうに向かって徒歩3分ほどのところにあります。


この辺りはAIGやLumley、Veroなど金融系や保険系のビルが立ち並ぶ場所でちょっと雰囲気が異なっています。

そして、これがオークランドのオタクショップ『グラフィック・ノベル・カフェ』、略して『GNC』だ……!

って思ったら休みだった。まだ日本の感覚のせいなのか、日曜日が休みという雰囲気はどうも馴染めません。日本だったら定食屋は日曜休みってよくあるけど、カフェはふつうにやってるよね。ましてオタクショップは年中無休だ。


ハルヒのデカールが見えます。


これは先日、大学の学生に教えてもらったのだけれど、今月末にアニメとマンガ文化のコンベンション『Overload』というのがあるそうです。ポスターはイラストレーターの村田蓮爾。

来る前から知ってた『ArmageddonExpo』はコスプレやアメリカ的なもの中心なんだそうだけど、これは本当に同人即売会!って感じらしいです。ペンタブ界の王様ワコムが協賛していることだけある。


まあ、また時間ある時に来ます。

2013年8月31日土曜日

ギーク向けfacebookページ

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「Tokyo Otaku Mode」とか「Culture Japan」とか
色々と日本文化を発信しているFacebookページは数あるけど、こっちオークランドの大学生を通して教えてもらったところ結構いろいろあるもんだね。


The Loli Overloads
こりゃあひでえや…。さすがに「いいね」は押さないよw



This can only happen in Japan
Twitterのネタが結構占めちゃってるけど(Culture Japanも同様か)、あーこういうのは日本だけかあ、と思うネタも時々あって面白い。



J-List
古くからある日本文化発信ECサイト「J-list・JBOX」のfacebookページ。Twitterネタというより、商品の宣伝と4chanので流れる画像のポストが多めか。
にしても面白い。

何が面白いかっていうと、こういう海外のギーク向けfacebookページは利用者のコメントが面白い。4chanのように画像によるコミュニケーションが行われていて、いい雰囲気ができている。それがとても良い。


ところで、4chanに出てくる広告でお馴染みの「J-List」のキャラクター。なんて言うんだろう。この娘の名前とイラストレーターが気になります。。

2013年8月28日水曜日

dysonのハンドドライヤー『Airblade』に驚きを隠せない

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速乾力の変わらないただ一つのハンドドライヤー、なのか。


オークランドに来て、びっくりしたことがいくつかあって、
その一つがトイレの掃除機で有名なダイソンの『Airblade』だったんです。

上記のように「The fastest, most hygienic hand dryer」(世界で一番早く乾く衛生的なハンドドライヤー)

っていうだけあって10秒ほどでびっくりするくらいサラサラになる。


デザインも近未来的で良いし、日本のハンドドライヤー(三菱電機が多いかな)は完全に乾くまで待てないから、日本でも普及させるべきなんじゃないかな。ちなみにここオークランドには大きな建物だったら大体設置されてあります。
『Dyson Airblade』(ハンドドライヤー
掃除機製造で得た技術を応用して造られた業務用機器。自動車の『ターボ』に似た回転フィンと電子制御式ブラシレスモータを組み合わせた『Dyson Digital Motor』を水切り用のエアジェットを作り出すのに利用している。また、HEPAフィルター搭載のため「汚染された空気で手を乾かすのではない」事を売りにしているが、エアジェットは回りの空気も大量に巻き込むので、効果の程は明らかでない。そして、HEPAフィルターの空気抵抗のために強力なモータを必要とし、大きな消費電力(1,400W)と大きな騒音(84dB)という欠点がある。日本では発売されていないために、見かけることはないが、アメリカでは、大規模空港トイレなどに設置されている所がある。(Wikipedia) 
消費電力はまあしょうが無いけれど、これは導入されたら日本を圧巻するかもよ。いや出来るね。

2013年8月16日金曜日

留学します

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突然ですが、この度留学することになりました。

留学先はニュージーランド最大の都市オークランドで、オークランド大学の附属機関で4ヶ月間ほどの留学です。

何度か書き留めることがあると思うので、色々と時間がある時に書ければなあと思っています。

2013年6月23日日曜日

Culture Japanのダニー・チューさんが仕事を募集するかもしれない話

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Wow...これはスゴイチャンスですね。

具体的にどうなるか分かりませんが、スマートドールで事業拡大を目指しているということは何となくイメージつきます。
しかし、「事業拡大」とはいうものの、彼はこの仕事、いや活動を別に「経営」してやろうってわけじゃない。

経営というより、彼の活動は「維持」であり、日本の文化をいかに広めていくか、その広めていく母体となるカルチャージャパンをどう維持していくか。サステナビリティってわけなんだろう。

日本の文化を通じてお金や権力に代えられない広がっていくものを、このカルチャージャパン、Mirai社は創出したいってことだと思う。あくまでも場として。


日本の大学生にもチャンスがあれば、本気でエントリーしたいところです。

2013年6月13日木曜日

なかよしインターネッツ氏とお会いしてきました

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▶関連の記事:

すんげえいい人だったよ

僕がもとめている理想のハジケっぷりだったよ

以下、駄文。

2013年6月8日土曜日

最近本を読むって割と大事だなということに気がつきました

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タイトルどおりなんですが、とにかく本を読むって大事だし、思考の整理になりますね。これはマジで。

僕は本当に本(活字)を読むのが昔から嫌いなので(参考までに国語の偏差値は昔から50を切っている)

例えそれがライトノベルであっても、あんまり読みません。

でも最近では興味ある分野の本であれば読むようになって、むしろ何でもいいから毎日読まないとヤバイぞ…って感じるようになりましたね。それは読むことでいかに自分が色々読んでいないということと、知識が無い自分を悟るからなんでしょうね。



真ん中から社会学者の北田暁大による都市論「広告都市東京ーその誕生と死」、非常によかった。きっと卒業する前に読めば、また違った印象を受けるんだろうけど、僕の中の「東京」のイメージを上手く言語化してくれる、すばらしい思想書です。

左は今読んでいる本で、もうそろそろ読み終わる。明大の教授、森川嘉一郎「趣都の誕生 萌える都市アキハバラ」名前を聞くだけで「ウッ」ってなる人もいると思うんですが、読んでみると割とそんなこと無いと思います。なぜオタクの街がー秋葉原ーなのか、そんな誰もが思う疑問を〈趣味〉と都市の関係から紐解いてくれています。
僕もあの街の広告性が好きなので、疑問に思うところも多くあり、その経緯を辿るべくブシロードの社長さんを呼んで講演会を開いたりしたんですが、この本を通じて彼の言っていることが分かったし、この街について色々調べていた断片的な情報が上手くつながった!!ってカタルシスドバドバ感じましたね。これは図書館の本なんですが、自分用に買いたいところです。

そうだ、このブログ、ころころタイトル変わってますが、この「趣都」つまり「Personapolis」の概念、気に入ったので使わせて頂きました。

右は今日、新宿のブックファーストで買った本。色んな人が薦めているんで、へぇ、じゃあ、僕も読んでみようかなって思った感じです。パラパラみてイラストも多く読みやすそうだったし、なにより、凄く有益なメッセージを感じました。まだ読んでないですが、早くさっきの本を読み終えて、こちらに移りたいですね。

ところで立ちながら、歩きながら読むっていいです。凄く頭働きます。非常に生産性が高い。

2013年ノスタルジー探しの旅

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今日は小学校の頃に、谷保駅前の個人経営の本屋で立ち読みした本を探しに

国立国会図書館へ赴きました。

どんな本かっていうと、2003-2005年あたりに出た本で「Windows 無料ゲーム集」みたいな雑誌であり、ムック的な本。
今でもあるよね、ちょっとアウトローな感じのさせる三流雑誌的なやつ。

その本は前半は本当に様々なゲームを多く取り扱っているんだけど、後半はギャルゲーやエロゲーばっかなのね、個人で作ったと思われるゲームで。
当時それを見て、びっくりして、ひどく興奮した記憶がある。

その雑誌1000円ぐらいだけれど、買ってないし、ゲームももちろんやってない。


そういうノスタルジックな思い出を掘り起こしたくなって、辿りついたのが国立国会図書館だった。
探すアテはあったんだけど、残念ながら見つからず、またの機会にチャレンジしてみようと思います。


2013年6月3日月曜日

なかよしインターネッツ氏とお会いすることになりました。

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いつかそんな日が来ると思ってました。

この人、どういう人かっていうと。
いつもインターネットや夏について考えている人です。
「コミュニケーション」の研究に対する努力や愛情は人一倍ある方です。

むかしは @akhrit っていうIDでTwitterやってて、今は @itopoid で大活躍中です。
makeboothっていうサイトのディレクターやってるらしいよ。

はあ…キンチョーする。

2013年5月24日金曜日

行きたくてしょうがない、知らない過去

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「そろそろとっぺくんも、ノスタルジーってもんを感じ始める頃合いじゃないのかな」
そんな事を最近言われました。


たしかに過去はいいなあ、と思いを馳せて涙を流すことが良くあるのですが、

僕は自分の記憶にある時よりグッと前の過去、80年代後半〜90年代に行ってみたいということがしばしばあります。


まだ広告が生きていた時代、広告の権力が消費者に構造転換していない時代の世界に飛び込んでみたいんです。

過去の作品を見たり聞いたりしているとつくづく、そう、思います。





2,3歳ぐらいの時?過去ってホントいい…。この時代はかっこいいなあ。

三谷さんがスゴイからってのもありますが。




名曲ですが、55秒からのサックスのあの感じがどうしてもノスタルジックさを感じさせるんです。


でも、この感覚って僕が物心をついている時にもまだ存在していた気がする。

きっと2008-2009年辺りからプツンと切れて、もう現代にはありません。

やっぱりマスメディアによる舞台装置が機能していたからなんでしょうか。いい意味で踊らそうとする、夢を見せてくれるマスコミって大事な存在な気がするんです。


僕が小学生の頃、まだ装置が動いていたから、そのフィルターで覗いていた〈大学生の姿〉、〈働く人の姿〉が僕の理想だったんです。でも今は何か、もぬけの殻のような夢もなく無常でクリーンな場があります。あの頃の理想はありません。そんな中で大学生として生きている僕はどうすりゃいいのさ、と過去に投げたくなるんです。

2013年5月22日水曜日

湯島巡業記001:帰路と靖国通りと、そして痛PC化

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今日はアルバイトで湯島の会社に向かうため、秋葉原経由で歩いて向かいました。

写真の数が多いので、個別ページよりどうぞ。

虎ノ門ヒルズ THE MOVIE

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こんなん作りました。
完成が楽しみです。


2013年5月5日日曜日

生きているか電車男

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電車男に告ぐ。

あの頃は、生きているか。

あの若かったあの頃を。

淡路町で上島ル

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先日の新宿、大門に続いて、ここでも上島まってしまったよ。

ビックサイトで仕事して、コミティア行って、バス乗って、新橋まで歩いて、地下鉄乗って、秋葉原の写真撮って……

もう疲れた。そんな私を癒してくれるスポットが、淡路町の再開発地にあった。

2013年5月2日木曜日

お台場まで歩こう。

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お台場まで歩いた。
夕方頃にビックサイトで色々とあるので、時間もあるし、ビックサイトまで歩いた。
もちろん都市を研究している自分にとって、歩くというのは非常に違った見方ができるし、何より"楽しい"。歩くことは楽しいんだよね。

まあお台場というか「臨海副都心」は、「東京」というパッケージ化されたコンテンツという意味で歴史的(浅いが)に重要な意味も持っていると思うし、フィールドスタディとして非常に体験する価値のある場所でもありますね。

わりと日記であり、駄文です。

上島探訪記:大門で上島ル

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今日は私用でビックサイトに行く前に「お昼ごはん」も兼ねて
上島珈琲店に、飽きもせず行ってきた。

新宿で初めて上島珈琲店の「黒糖ミルク珈琲」に衝撃を受け、今後上島珈琲店を見つけたら行こうと誓ったからには行かずにはいられない。


ここは大門。見事な快晴で、上島日和です。
大門といっても直ぐ目の先に浜松町駅があるので、浜松町と言ってもいいのかもしれない。
大江戸線と浅草線の駅を中心とするならば、第一京浜の交差点を大門とするべきなのか。といっても、大門は(おそらく)ちょっと歩くと見える増上寺の門を表していて、必ずしも交差点を大門というのはいかがなものか。

まあ、広島や岡山の人間にとっては広島の大門のイメージが強いよね。田舎です。


その第一京浜の交差点のすぐそばに、上島珈琲はあって、そこはやはり大門店。まあここは地名が「芝大門」だから大門でいいのか。

飽きもせず、黒糖ミルク珈琲を注文。やはり…うまい!
ハンバーグサンドもなかなか美味しかったです。が、やっぱりこういうのはお腹にたまらないし、朝や小腹が空いた時に食べるのがよさそうかもね。

そんな感じで大門で上島った。

2013年4月29日月曜日

東京大学「80年代地下文化論」講義 をざっくり読んで

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大学の図書館いいな。

やっぱり90分の講義を13回受けたぐらいで何かを取得できるわけもなく、どうしても「ああ知りたい」「あれなんだっけ」って思っちゃうんだよなあ。

つまりは大学の講義なんぞ、キッカケに過ぎないということなんだろうね。


そこで図書館だ。

僕の大学は国公立大ほどではないが、マンモス大ということもあるので、一般に読む分ぐらいの本はそこそこある。なんか今日は色々読みたくなったもんで、久々に図書館に向かった。昔から活字を読むのは嫌いだし、それに知識教養も無いのに先生から勧められた小難しい本を読むのも気が引ける。そこで何か興味のある世界にふれる本にしてみた。