2013年11月13日水曜日

中国人留学生が突然「俺妹好きだ」とカミングアウトしてきて草不可避

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「AcademicEnglish」というカリキュラムに変えてから、クラスの中で日本人は自分ひとりで超グローバルな環境で勉強しているのですが、たびたび日本文化の幅広さに驚かされます。

お互いまだ英語が上手に話せない中で、必死にコミュニケーションをとっていると海外の国の人柄や本質が感じ取れるようになってきます。そうして彼らの本音や意見をカミングアウトを聞いた時の話題は興味深いものがあります。

いつもよく話す中国人の18歳の留学生がいるのですが、今日はなぜか「変態」というワードが会話に出てきたので、僕がジャパニーズ「Hentai」について熱く語っていたら、彼も中国語における「変態」について教えてくれました。中国語で「変態」と書くと、意味は「最高」とか「上手」とか、そういった意味になるそうです。

そのあと、彼は「My sister〜」云々言って話題を変えて、はじめはてっきり彼の妹について話しているのかと思っていたのですが、どうも話が合わない。おもむろにノートを取り出して「我的妹妹不可能這麼可愛」と書き出したのです。これでも全く理解できなかった僕を見かねて、彼は「五更瑠璃」と続けて書いたのを見て、僕はようやく理解しました。あー「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のことか、と。これほどまでにライトノベルの長い文章のタイトルを嫌ったことはありません。

彼曰く、中国では「俺妹」が人気らしい。本当かどうかは不明ですが。日本文化に興味を持っているのは知っていたのですが、アニメの話題は全くしたことが無かったので、興味ないんだろうなあと思った矢先にコレです。「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」とか国民的なアニメなら分かるんですけどね。

しっかし、日本文化に本当にみんな興味もってるんだな。この間もクラスのオマーン人が「HUNTER×HUNTER、Attack on Titan知っているか?」と聞いてきたので、もうなんか不思議です。

2013年11月12日火曜日

暫定的にマレーシアに行くのを止めました。

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マレーシアで来月21日と22日に「Comic Fiesta」というカルチャーコンベンションが開催されるので、じゃあ行こうじゃないか、と前々から頭の中で計画を立てていたのですが諦めかけているところです。

このコンベンションはあるブログによれば、2002年に立ち上げられ、2007年は3000人(2006年の2倍)で、この記事によれば2011年は1万5000人を超える来場者だったそうです。今年はもっと増えるのでしょう。

そういうマレーシア最大のイベントがあるのにも関わらず行かない理由としては、まず単純に金銭的問題で、エアアジアの価格をできる限りウォッチしていたのですが、往復で65000-70000円の変動具合なので、宿泊費やらなんやらで85000円ぐらいになるのは厳しいということがあります。いちおう行けるだけの貯蓄はあるんですけどね。

もう一つの理由としては、海外のカルチャーコンベンションは僕の想像していたのと少し違っていたのかもしれないということです。というのも、ブシロードの木谷高明さんやダニー・チューさんが「◯◯フェス、凄い盛り上がりです!日本文化に対する活気がスゴイ!」みたいなポストをされているので、さぞかし海外のは凄いのだろうと過度な期待を寄せていました。

しかし実際に行ってみると、出展企業(グッズ系)は日本で取れるゲーセンのプライズを販売価格を数倍にして高値で販売していたり、個人ブースで販売しているのは大体がポスターだったり(これは悪いとか、そういう意味ではないです)、ステージがあったり、兎に角なんか違うなあと。まがい物や本来安いものを高く販売して消費者を煽るのはひどく嫌気がします。まあ少なくともコミケなどの同人即売会とは違います。浪漫が無いというか、全く別のものであり、きっと「エンターテインメントの祭典」といったところなんでしょうか。期待していたものとは違いました。ある意味カルチャーショックです。

ところで僕は日本人的視点でついモノ見てしまう癖があるようです。ダニー・チューさんの投稿を見ると「日本文化は世界でこんなにも人気なんだよ!」と捉えてしまいがちなのですが、今僕が振り返るに彼はさほど日本人に向けているのではなく、全世界のオタクに対して目を向けているとNZに来てハッとさせられました。

なんというか日本文化を活かした、その国でしか手に入らない、僕の欲求が満たされるようなものがあれば、きっと高いお金を払っても行くのではないでしょうか。ただ日本の文化が好きな人達の盛り上がりをみるだけでは僕は満足できないようです。あ、でもCulture Japanをベースにしたデザインの非接触ICカード「Touch 'n' Go」は欲しいかも。

マレーシアといえば、今バブル真っ只中だそうで、物価も急上昇していると聞きます。海外はスペインとNZしか行ったことがないので、そういった東南アジアの発展途上国を見るのはいい機会だと思います。それに比較的安い本場の屋台でご飯を食べてみたい。まあエアアジアが安い価格を提示してくれることを願うのみです。

日本では見られないサインデザインに関する著書をまとめてみた

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僕の日本の大学での専攻は都市社会学なんですが、その学問の観点から公共交通機関のサインシステムや記号がもたらす社会変容の研究や調査をしています。

と、こんな風に格好つけているように聞こえますが、実際にやっているのは日頃からサインを意識して行動したり、できるだけ本(学問書、漫画も美術書も)を読んで、いろんな角度から理論を組み立てられるようにしてます、まあ学部生だしね。都市を中を歩くだけで、疑問や不可思議な点がポンポン出てくるので、よく歩いてます。

本題を戻すと、こうしたサインシステム、すごく僕は「都市を都市たらしめる」上で重要だと思っているのですが、学生だけでなく教員にもなかなか理解されない。日本では全く発達していない分野なのだと思います。

そうモヤモヤしていたら、こうして英語圏の国に来る機会があったので、図書館に行って色々調べてみたんです。そうしてみると欧米を中心に研究や論文が盛んであるということが分かった。それに関する書籍もあったので、メモ書き程度に記してみました。

2013年11月10日日曜日

帰国まで『まど☆マギ』への心が持たない件について

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あざとい、あざとすぎる…!

待ちに待った『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』が全国で公開されて、もう2週間が経とうとしております。TwitterやFacebookをたまにちらっと見ると「再興だった!」などの感想はもちろん「ネタバレ禁止」などの文言が見受けられ、早く見たいという気持ちが高まってきています。

上の新宿バルト9のモビール(?)は調べてみたらキービジュアルだそうで、本当にかわいいですね。かわいすぎて人間おかしくなりそうです。

しかし、よく考えてみれば帰国まであと三週間もあります。帰国して直ぐに観るとなっても6週目で、ロングランで上映している可能性は少ない。あんまりだよ、こんなのってないよ。

去年、前編と後編を観たのは新宿バルト9だったので、同じバルト9で観れたらいいなあ。やはり大きな画面で、良いスピーカーで観たいところ。新宿でシネコンだから、やっているとは思うんですが、はたして。。


ところでなんと、アニメの人気がそこまで高くないNZでも来年の2月に公開されるらしいんです。オーストラリアではABC3っていう教育テレビで『まど☆マギ』をゴールデンタイムに放送していたそうなの(レーティングはR17)で、絶対に来るとは思っていたのですが、まさかNZでも観れる日が来るとは。僕の現地の友人も大歓喜しています。