2013年10月16日水曜日

インターネットの情報環境と想像力

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今日の朝、驚いたことがあって、iPhoneでfacebookを開いて、たまたまダニー・チューのポストが流れて来たんだけど、


Twitterでも見たことがあるやつだけど、まあ面白い。でもより面白いのはコメントのほうで、このポストの面白さを更に高めてくれている。


_人人人人人人人人人人人人人_
> 突然のアインシュタイン <
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ひっさびさに超笑った。本当に『オタク的想像力』って凄いよなーって思います。

話が変わるけれど、ダニー・チューまでTwitterの誰かのバズったポストを拝借して、自分のタイムラインに流すようになって、ああこういうのいいのかなと思いつつも(僕の友人のバズったポストが流れてきたから尚更)、Twitterという情報環境が成熟してきたということに驚きを隠せません。

というのは、2010年くらいのTwitterなんていうのは、一般人にはまだ浸透しておらず、ユーザーも今よりまだ少なかったから、「ちょうど良く」て凄く一体感があったんですよ。言い換えるとファンタジスタがしっくりくる。

流れてくるポストも、(だいたいがオタクっぽい人による)センスのあるポストばっかりであったし、それらのキレたポストを流れてくるのをみると波に乗ったような高揚感があったんですね。

それが今、みんなTwitterやるようになっちゃって、オタクと一般人の壁なんて「ネット上では」消えたと言っていいのではないかと思うんです。それはネット黎明期的な独特の文化が今では均質化してしまったということです。

だから皆、特に若い人は、その独特の文化を自分のモノにして、波に乗って新たな話題を作る人が出てくる。マカンコウサッポウとかね。ネットで「波に乗る/を作る術」を知っているんですよ、もちろんそれは偶然かもしれないけど、きっと。そうした流れがTwitterの情報環境、いわばデータベースを成熟化させていって、それで色んな海外発信系ブロガーらが採用していっているわけですな。(ってこれは僕の意見です。実際そうかどうかは分かりません。)


それはいいとして、話をもとに戻すと、なんだっけ、そう、『想像力』です。想像力。

現在留学している身ではありますが、徐々に会話がスムーズにできるようになってはいるんですが、まだまだ乏しいわけです。4ヶ月なんてあっと言う間だし、この「短い期間」で英会話バリバリになってやる、って思っていた自分がバカでした。

というか、ここに来てまずびっくりしたのは日本人の多さです。たった2週間の短期の人もいるし、1年以上の長期の人もいるんだけれど、「お前さん本当に留学しに来たのか?」というくらい観光で来たと言わんばかりの人もいるんです。遊んで過ごすことだって可能なんですね。留学って本当に受験とほぼ一緒で、そこで何をしてきたか、ってところなんじゃないの。

僕は毎週大学に足繁く通って、共通の話題のある人達(つまりギーク=オタクだよ、言わせんな恥ずかしい)と話したり、図書館に行って自分の専攻の洋書を借りたりして、日々勉強しているつもりです。というか、大学受験の時あんなにたくさん文法やボキャブラリーを暗記したはずだったのに、入学から今まで勉強しなかったおかげでサッパリ忘れていて、「聞いたことある、勉強したことある単語だけどなんだっけ!!??」っていう現象にたびたび見舞われているんで、今は本当に受験みたいにガリガリ勉強してる。学校の勉強時間を抜いて、一日4-5時間はやっているかな。

でも英会話って難しいように思えるけど、実は意外に大して話せなくたって、なんとかなっちゃうもんで、ほら、人間って推測できる優秀な生物だから、優れているんだけど、それはそれで留学において、その能力は天敵であったりする。だから、大してボキャブラリーが無くたって、ある程度の単語が頭に入っていればなんとかなるんです。

そうなると普段、そこまで幅広く英単語って使ってないな、っていうことに気がつくんです。まして、留学先の学校は日本人多いからね。そんな状況で勉強していると、「あれ、この単語は本当に役に立つんだろうか」って疑心暗鬼になるんだよ。日常で使う気がしないから。使ったとしても、意外に相手に通じなかったりしてさ、なんだか勉強を重ねるうちに自信が無くなってくる。

そこで、そう、想像力だ。その知識の量を高めてくれるのを、想像力が助けてくれる。最近は日常会話のイディオム集をひたすらに憶えているけど、「I'm over the moon!!(最高にハッピーだぜ)」とかなんて本当に使うのかって気がしてくる。でも字幕のアニメとか見てるとやっぱり出てたりするから、使われてるんだよね。不安に思った時は、誰かに例えてもいいし、アニメのキャラクターで例えたりして、想像してひたすらに印象づけてる。ここで想像力が豊かだと、ああ一気に単語の量が増えるんだろうなあと最近思うんです。

ああ、ようやく言いたいことが言えた。おしまい。

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