2013年4月12日金曜日

衝撃の事実。都営バスの虹01系統が今年度より廃止されていたんだって(追記あり)

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使う人には便利だった路線だけに、ちょっと残念でなりません。

今日は悲しい事実を知りました。なんと浜松町から東京ビッグサイト(東京国際展示場)をレインボーブリッジで結んでいる路線バス「虹01」が今年度の春から廃止されていたみたいなんです。

※追記
-ここから-
虹01は完全に廃止されたわけではなく、「kmフラワーバス」として引き継がれてます。誤解を招いてしまったこと申し訳ありませんでした。
-ここまで-




その事実を知ったのは毎年新宿駅西口にある定期券売所で貰っている、こちらの「みんくるガイド」を見てからです。左が今年度の、右が二年前のもの。中は大きな東京の地図に都営の様々なバス系統が路線図として書かれています。


今年度の路線図を見てみると、レインボーブリッジには何も線が描かれてないの。
「虹」系統の文字も見当たらないし、ゆりかもめの路線しか見当たりません。



これは一昨年の路線図。ハイライトを入れて目立たせてみましたが、確かに浜松町駅からゆりかもめに沿うようにしてフジテレビ、テレコムセンター、そしてビッグサイトへ運行する虹01系統があることが分かります。調べてみたらどうも前にニュースになっていたようで、乗客が少なくて不採算が原因で廃止に至ったようです。


一体どんな路線だったのか


私もそんなに乗ったことないので、断定できるほど言えませんが、少なくとも都心から臨海エリアに向かうお得な路線であったということが挙げられます。

お台場やビックサイト、あるいは有明テニスの森に遊びに行ったことがある人は分かると思いますが、臨海エリアに向かう交通手段はどれも運賃が高いですよねぇ……。

虹01と同じルートのゆりかもめと比較してみましょう。都営バスは大人は一律200円、ゆりかもめで新橋からお台場海浜公園まで310円なので、110円の差額、ビックサイトまでであれば170円の差額があります。往復でコーヒーを一杯頼めるぐらいのお金になります。

もちろん路線バスなので本数は電車と比べたら少ないし、移動に時間はかかってしまいます。運行を開始したのは1993年だそうなので、なんとみずえと同い年なのですが、そんな同期が引退してしまうのはなんだか寂しいものがあります。


レイボーブリッジ路線が無くなるわけではないみたい


唯一レインボーブリッジを渡る路線であった「虹01」ですが、引退するからといって今後バスが運行しないということではなさそうです。

というのも、タクシーでお馴染みの国際交通が「お台場レインボーバス」と呼ばれるバスを春より運行しているそうなんです。


こちらがその路線図。値段は都営と同じく大人200円ですが、「虹01」とは運行する路線が異なり田町品川間をお台場を経由してまわるコースのようです。

おそらく国際交通は今後の再開発の完成を見越して運行を始めたのではないでしょうか。少し前に話題になりましたが、品川駅と田町駅の間にできる山手線新駅、また東北縦貫線計画によって駅に流れてくる人も増えていくだろうと思います。そしてだいぶ先にはなるんですが中央新幹線開通によって品川は大きな交通の要所として発展してくことが期待されています。そういう意味で、この名前から観光を意識した路線バスというのは狙いがあるように思われますね。


でも個人的にはビックサイトまで行って欲しかったなあ……と思っちゃうんだけどねえ。

Y-H225[虹01](トップ画像)[東京バスチャンネルより]

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