2013年11月12日火曜日

暫定的にマレーシアに行くのを止めました。

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マレーシアで来月21日と22日に「Comic Fiesta」というカルチャーコンベンションが開催されるので、じゃあ行こうじゃないか、と前々から頭の中で計画を立てていたのですが諦めかけているところです。

このコンベンションはあるブログによれば、2002年に立ち上げられ、2007年は3000人(2006年の2倍)で、この記事によれば2011年は1万5000人を超える来場者だったそうです。今年はもっと増えるのでしょう。

そういうマレーシア最大のイベントがあるのにも関わらず行かない理由としては、まず単純に金銭的問題で、エアアジアの価格をできる限りウォッチしていたのですが、往復で65000-70000円の変動具合なので、宿泊費やらなんやらで85000円ぐらいになるのは厳しいということがあります。いちおう行けるだけの貯蓄はあるんですけどね。

もう一つの理由としては、海外のカルチャーコンベンションは僕の想像していたのと少し違っていたのかもしれないということです。というのも、ブシロードの木谷高明さんやダニー・チューさんが「◯◯フェス、凄い盛り上がりです!日本文化に対する活気がスゴイ!」みたいなポストをされているので、さぞかし海外のは凄いのだろうと過度な期待を寄せていました。

しかし実際に行ってみると、出展企業(グッズ系)は日本で取れるゲーセンのプライズを販売価格を数倍にして高値で販売していたり、個人ブースで販売しているのは大体がポスターだったり(これは悪いとか、そういう意味ではないです)、ステージがあったり、兎に角なんか違うなあと。まがい物や本来安いものを高く販売して消費者を煽るのはひどく嫌気がします。まあ少なくともコミケなどの同人即売会とは違います。浪漫が無いというか、全く別のものであり、きっと「エンターテインメントの祭典」といったところなんでしょうか。期待していたものとは違いました。ある意味カルチャーショックです。

ところで僕は日本人的視点でついモノ見てしまう癖があるようです。ダニー・チューさんの投稿を見ると「日本文化は世界でこんなにも人気なんだよ!」と捉えてしまいがちなのですが、今僕が振り返るに彼はさほど日本人に向けているのではなく、全世界のオタクに対して目を向けているとNZに来てハッとさせられました。

なんというか日本文化を活かした、その国でしか手に入らない、僕の欲求が満たされるようなものがあれば、きっと高いお金を払っても行くのではないでしょうか。ただ日本の文化が好きな人達の盛り上がりをみるだけでは僕は満足できないようです。あ、でもCulture Japanをベースにしたデザインの非接触ICカード「Touch 'n' Go」は欲しいかも。

マレーシアといえば、今バブル真っ只中だそうで、物価も急上昇していると聞きます。海外はスペインとNZしか行ったことがないので、そういった東南アジアの発展途上国を見るのはいい機会だと思います。それに比較的安い本場の屋台でご飯を食べてみたい。まあエアアジアが安い価格を提示してくれることを願うのみです。

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