2013年10月6日日曜日

愛が溢れるNZの学生のオタク部屋

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ああ、ボーダレスを感じる。


今日はオークランド市内でも、中心部から北側にあるデボンポートに住む大学生の家を訪ねました。

彼は気さくな人だが格好いい、まさに「残念なイケメン」って感じです。彼のスペックは3年前に『Angel Beats!』を見て好きになったのがキッカケでいろいろアニメを見始めたようです。

写真が多いので詳細は「もっと読む」より、どうぞ。


部屋に入ると先日のアニメマンガコンベンション『Overload』で獲得した戦利品(haul, Booty)が。ベッドがダブルベッドでとても大きいけれど、海外ではよくある光景です。


見上げると過去の『コンプティーク』や『娘Type』に付属しているポスターや過去のカルチャーコンベンションで手に入れたポスターで溢れかえっていた。愛を感じる

というか天井高くて羨ましい。


クローゼットにも色々と貼ってあって、すごい。


ちなみにこの趣味は親公認らしいですw。


これがデスク。完全にゲーミングマシン。ディスプレイ3台にガルパン!




ちなみに彼の専攻はエンジニアリングなんですが、生物学(Biology)も疫学(Epidemiology)もやっているそうで、色々とやってる。海外の大学では学びたいことは色々学べるから面白い。



シャナもバクマンもあるし、ポッキーもある。日本文化的なものは見つけたら全て集めているらしい。愛を感じる


こっちでカルピスは中国語版、ポカリは韓国語版のものを比較的買うことができる。


棚には英語に翻訳されたハルヒがあった。



見せてくれたんだけど、こっちのライトノベルは日本とは製本が違う。ペーパーパックっていうのかな。シリーズは全巻持っているらしいけど、いくつかは友人に貸して返ってきてないらしい。俗に言う『借りパク(borrowing without returning?)』である。

ちなみに好きなキャラクターは鶴屋さんだって。




意外にもフィギュアが(僕の想像より)多い。もちろん日本で7,000円〜10,000円ぐらいするような立派なものもあるんだけど、ゲーセンで手に入るようなプライズがやはり多い。ECサイトもそういうのを外国人向けに高値で売って収益あげているのかもなあ。


彼の愛用しているカメラ。EOS 50Dかな。購入する時、僕の持ってるRX100と迷ったみたいです。

彼はよく、このカメラとフィギュアを連れて、デボンポートの浜辺に行って嫁と一緒に写真を撮っているらしい。本当に残念なイケメンである愛を感じる



今日は同じ大学のアニメクラブの友人が来ており、その友人が持って来たのは最新号の『娘Type』と『メガミマガジン。(ギリギリ最新号ではないかな)

おかしい……おかしすぎる。どうして留学で来ているのに、最新の日本文化で溢れかえっているんだ!!

自然とクレイジーとしか言葉が出てこなかったし、なんだか奇妙な感じがしました。


しかしながら本当に凄い時代で、日本の商品を取り扱ったECサイトは多く存在するため、送料さえ払えば手に入れることは容易なわけなんだよね。

写真は『あみあみ』から届く時に添付されるメッセージカード。愛を感じる


これは「World of Tanks」。ここ数年で有名なオンラインゲームだけど、僕がここで生活している間に日本語版がリリースされていたんですね。

それと『ガールズアンドパンツァー』とコラボしているのを彼が見せてくれて、僕が日本に居ない間に色々と進んでいるんだと思うと、焦燥に駆られてしまうね。





こんな感じで、「パンツァーフォー!」とか流れるの、すごく興奮する。日本に帰ったらやってみようかな。

こんな感じで、日本と全然変わんないんだなあと思ってしまった。日本でも本当にディープな人はもっと凄いけれど。

まとめブログなんかではよく、海外のオタク部屋の写真のまとめが載せられてますが、確かにあれらも凄い。極限まで日本文化を突き詰めたオタク道の極みとしか思えない。

しかし、今回訪ねた友人の部屋もネットのヤバい奴らの写真ほどでは無いものの、凄く日本の文化に対する情熱が感じられました。

もし出来るのなら実際に海外オタクの部屋に行って、実際に日本文化が世界で浸透しているのを肌で感じてもらいたいと思います。その時に思う「すごい」だったり、「愛を感じる」という感情はネット越しで見ている日本文化の盛り上がりよりも、より印象的に、胸にこみ上げて来るものがあるに違いありません。日本文化を嗜む彼らの目は「ホンモノ」だし、言葉のひとつひとつに「」がある。

絶対に「ジャパニーズ・ドリーム」はあると思うんです。田舎の少年が突然メトロポリスに送り込まれて、躍動感に感化されるかのような。

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