2013年10月15日火曜日

オークランド大学の図書館「General Library」に潜入

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ニュージーランドを代表する大学オークランド大学の図書館「General Library」はかなり大きく、市内にある図書館よりも恐らく蔵書数は超えると思う。

いたる所に自習席を設けており、また色んな国から留学生が来るためか英語以外の書籍も多い。特に日本の書籍は幅広く押さえてあり、「げげ!こんな本まであんのかよ!」ってくらい一般書籍はツボよく押さえてある。

ここの学生以外は借りられはしないけれど、誰でも入館は可能なので、ぜひオークランドに来たら行ってもらいたい場所。

僕好みのセンスの光るディープな本までそろえている、知性あふれるレポートは「続きより」どうぞ。

図書館の概観



広い!


本棚だらけ!


ぐっと凝縮されている感じ。


笑えるのが、本棚に収まりきれなくて、床に直置き!ってところだ。

オタク批評の英語版あり。左は斎藤環氏の「戦闘美少女の精神分析」
右は東浩紀氏の「動物化するポストモダン」


まさかかつて日本語で読んだ本が英語で読めるとは思いもしなかった。



意外とある日本の著書たち

素晴らしいのは3階にある、東アジアの書籍を取り扱っているフロアだ。ここでは韓国と日本の書籍があるのだけれども、日本の部分には名著とよばれるような本、流行を取り入れた最近の話題の本まで幅広くよく揃えてある。














安部公房全集、テヅカ・イズ・デッド、趣都の誕生……などなど(僕が読んだ本が多いので異国で出会えたのは感慨深い)、いろいろと揃っており素晴らしい。

市内のキャンパス(City-Campus)は大きい道路を跨いで学部で棟が分けられているため、図書館はここだけではなく、医学に特化した図書館や教育学向けの図書館、建築の図書館など学部の専門分野に合わせて幾つか分かれている。また、このGeneral Libraryは朝8時から夜10時まで開館しており、早く店が閉まるわりには遅くまでやっている数少ない場所でもある。

人口は日本と比べたら蔵書数は少ないのにも関わらず、日本のトップの大学並に揃えてあるのは驚きである。

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