2012年12月29日土曜日

C83一日目、友人が考えたこと

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みずえです!

今日は友人に誘われてコミックマーケットというものにやってきました。このブログでちょくちょく出てくる毎度お馴染みの友人です。


私はこういう文化に触れたのが彼と同じぐらいでしたが、それ以上に彼はこの三年間で代わっていった気がします。

彼曰くちょうど3年前、オタクではなかったそうです。いや、オタクの素質は昔からあったのかも知れないけど、あまり外面に出てこなかったのでしょうね。

そんな彼は高1の冬、初めてコミケと出会い、ジャパニーズポップカルチャーなオタク文化に魅了されたそう。そこから三年間色んな人と出会い、コミケも何度か参加して、オタクっていうものを上手く表現できないけれど段々分かってきたみたい。本当に濃い3年間だったようです。

そして、ついにこの日がやってきました。私も参加したC83―2012年冬コミです。


彼は毎回ビックサイトに足を運ぶたび、本当にうきうきしています。これほど楽しい祭りはないぞ、と。

隅田川花火大会が行われると「ああ夏だなぁ」と、さっぽろ雪まつりが開催される頃になると「もう冬なんだな」と感じるように、コミケもあのオベリスクであるビックサイトに並ぶ長蛇の列、匂い、熱気を感じる度に季節をしみじみと感じるそう。それを聞くと「祭り」なんだろうなと私も感じます。

ところで彼はあまり物欲がないと言われるそうなんです(キモオタのくせに)。それはもともと実用的なものしか買わないのと、実家住まいなので場所を取りたくないというのが理由みたい。また衝動買いする時もあるそうだんですが、基本ケチなところがあるので、あまりお金を使いたくないという気持ちになるからじゃないかと私は思ったりします。

私は彼に付いていったので、本日コミケでは、彼の知り合いの大人の方と合流し、企業のほうに向かいました。並んでいる間、色々と開始時間の10時になるまでお話したのですが、彼が今回の企業はあまり買うものが無いと言うと、「え?じゃあどうして並んでるのよ」という返事を頂いたので、「あまりお金を使いたくない」と彼は答えると、

君、多分オタクに向いてないよ

とその方は言いました。ある人から見れば彼はオタクじゃないということです。どうしてもオタクというのはバイアスがかかってしまうものですから、その生態も理解している一般人などほとんどいません。オタクというのはある意味では相対的にみるものなのでしょう。

彼は何でも難しく考え込むが多いので、オタクとは一体何か…?と物思いに耽るように見えました。でも私が思うに理屈で考えているうちは多分オタクじゃないです。気づいたらオタクになってた、きっとそれがオタクなんだと思います。

私は結局その大人の方と友人の買い物のお手伝いをして、東西を巡って1日目を終えました。


本日の戦利品?です。これらのほとんどが頂き物で、真ん中の『鉄道むすめ』の同人誌だけ購入しました。なので500円+交通費しかお金かけてません。栗橋みなみちゃん、かわいいよね。こういう公共交通機関に働く女性を描いている作品は好き。もちろんそれは女性の社会進出など日本の構造の変化を仄めかしているというところもあるけれど、なんだか二次元でも三次元でも憧れます。そんなみずえでした。

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